日本保育サービスが大切にする
「発達支援」とは?
株式会社日本保育サービスにおいては、保育園や学童クラブ・児童館を運営する上で、インクルーシブな保育を目指しています。このため、お子さんに障害があることや、文化の違いがあることなど、すべてにおいて「1人ひとりを理解し、発達を支援する」ということをとても大切にしています。
また、グループ企業で発達支援事業を手がける日本保育総合研究所と契約しているため、各施設の保育者は、発達が「気になる子」の支援について専門スタッフと直接相談ができる体制になっています。保育園や学童クラブ・児童館において、こどもたちの発達に合わせた、安全・安心で楽しい保育/育成を考える際に、発達支援事業の巡回相談や研修を活用しています。
日本保育総合研究所の発達支援事業
日本保育総合研究所の発達支援の理念は、「こどもの発達を理解し、育ちを支えるための手立てについて、保育者と共に考え、各施設の支援体制の活性化に貢献する」ことです。日本保育総合研究所の発達支援には、心理職や療育職、福祉職等の専門スタッフが所属し、共通の思いで業務にあたっています。このため、巡回相談を行う際にも、相談をきっかけに施設の全職員が協働していけるよう働きかけています。
保育園の場合
保育園における巡回相談では、保育中のお子さんの様子を半日かけて観察し、お子さんの発達や心理状態、お子さんが困っている状況やその背景、お子さんの長所も丁寧に見立てるようにしています。 具体的には、次の4つのステップを踏みながら、常にお子さんとその保護者を中心に保育環境を考えています。
学童クラブ・児童館の場合
学童クラブ・児童館の巡回相談でも、育成中のお子さんの様子を観察しながら、お子さんの発達や心理状態、長所を見立てるようにしています。 さらに、小学生以上になると活動範囲が広がるため、お子さんが学童クラブ・児童館以外の場でどのように過ごしているかも大切な情報です。そこで、下の図のように、お子さんの一日の生活をイメージしながら育成環境を考えています。
具体的には、学校での学習や生活についても可能な範囲で確認したうえで、お子さんが困っている状況やその背景を包括的に検討しています。
株式会社日本保育総合研究所は、株式会社日本保育サービスのグループ企業です